聖風会について

聖風会の理念

最高に価値あるものを全ての人に ~ 地域に信頼される施設を目指して ~

施設概要

法人名 社会福祉法人聖風会
本部所在地 東京都足立区花畑4丁目39番10号
設立年月日 東京都知事より法人認可 昭和29年12月28日
事業開始 生活保護施設「足立養老院」 昭和30年1月7日
理事長 近藤 常博
役員数 理事8名 監事2名 評議委員17名
全施設利用者数 施設入所者694名 通所利用者385名 短期入所者65名 計1140名
運営事業
  • 特別養護老人ホーム「足立新生苑」 昭和43年7月
  • 聖風会診療所経営 昭和45年9月
    特別養護老人ホーム「千住桜花苑」平成19年6月
収益事業 貸店舗(6店舗)

創始者の近藤前理事長に老人福祉法の施行以前の話を聞いてみました

前理事長 近藤 明

建設が始まった施設。
建設資材は、杉並区立高井戸小学校の払い下げ廃材を利用した。

重症の老人が多かったため、設立当初からベッドが使われていた。
ベッドは特製で、足を低くし、マットの代わりに畳を一枚入れた。

年金のなかった昭和37年ごろ、お小遣いを得るため、内職に精を出していた

何故、老人ホームを作ろうと思ったのですか?

私の家が、足立区の指定により身寄りのない人を施設へ送り届ける仕事をしていました。 多摩方面の養老院や病院に車で何度も送り届けていました。ある時、半身不随で身動きの出来ない老人をリヤカーに乗せ、 板橋にある施設へ送り届けましたが、その老人があまりにも重症のため引き取りを断られてしまったのです。その日は何と か木賃宿を見つけ自分のお金でコッペパンや借り毛布代を出し、翌日に別の施設を探し連れて行きました。このような事が 度々あり、ちょうどその頃、母から分家ということで今の花畑の土地をもらったので、老人ホームを作ろうと思いました。

最初の建物はどうしたのですか?

杉並区立高井戸小学校と足立区立小台小学校の廃校の木材で建設しました。その建物は火事で焼失してしまいました。焼け出された利用者が離れ離れになり他施設で生活をしなくてはいけなかったのが辛かったです。

自分の住いはどうしたのですか?

事務所の隣のあばら家に住んでいましたが、母が気の毒に思い8畳一間を造ってくれました。もちろん、トイレもお風呂もなく、仕事も家も家族も利用者と一緒の生活でした。そこで子供も生まれ育ちました。入所者は子供の面倒を見て下さいました。

その頃の一番の思い出は何ですか?

野良犬のシェパードが施設におり、皆でかわいがっていましたが、ある日、その犬が保健所に連れて行かれてしまいました。引き取りに来て欲しいと言われて行く と、「食費が1日100円で、3日いたので300円を払って下さい」と言われました。そこで私は、「ちょっと待って下さい!養老院の入所者の食事が1日 80円なのに犬が100円とは何事か!」と言って怒りましたが、決まりだからと言われて払わざるを得ませんでした。
これには怒り心頭し、読売新聞に投書しましたら大きな反響がありました。

利用者のお小遣いはありましたか?

そのようなものはありません。皆で内職をしてお小遣いを作りました。おせんべいの袋詰めや造花などの内職を行い、職員も手伝いました。

今振り返って、その頃はどうですか?

変化が大きく上昇気流のようでしたが、大変でもとても楽しかったです。 あれから半世紀以上が経ち、今日の介護保険下で経営理念・運営理念を基に法人を経営し、利用者から選んでいただける施設にとこれからも努めていきます。

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