2021.11.01
2020(令和2)年度決算も6月に開催された理事会への報告をもって確定いたしました。
法人全体の決算内容を振り返りますと、法人の土台となる自己資本比率は7 3 . 5%でした。また、流動比率については、310.9%でした。
自己資本率は、一般企業であれば50%以上あれば超優良企業といえる数字ですが、社会福祉法人としては75%以上の確保を目指したいところです。しかしながら、コロナ禍の影響が少なからず収支に反映された昨年度において、73%以上の自己資本率を確保できたことは職員一人ひとりの努力の賜物です。
このように、厳しい運営を強いられた年度ではありましたが、その中でもWe bサイト(H P)のリニューアルやI C T・I oTの推進を計画的に遅延なく進めることができ、法人運営の一助を担うこの二つの事業が運営基盤にしっかりと根を張れたことは大きな成果です。
今年度は、根を張ったこの二つの取り組みが大きな実りとなるよう法人全体で育てていくとともに、3年前に蒔いた種がいよいよ実りの時季を迎えることとなります。法人が支援してきた自費留学生の皆さん達が1年間の日本語学校、そして2年間の介護福祉士養成校、計3年間の学びを終え、来春聖風会職員の一員になってくれます。職員一同今から楽しみに受け入れの準備を始めたいと思います。