社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2021.11.08

聖風会の介護技術を世界に伝える! (グローバル採用 千住桜花苑 )

聖風会で 介護のプロとして、 活躍したい!

聖風会では2017年度より日本で介護職員として働きたいベトナム人留学生の支援を行っており、(「NPO法人ひとりとみんな」の海外介護福祉士支援等総合事業に協力法人として参加)。日本で「介護」を学び、「介護福祉士」として働きたい方たちが学んでいるベトナム・ロンアン省にある日本語学校・DUCTRI(ドゥクトリィ)と契約を結んでいます。

今回はDUCTRIの1期生であり、聖風会が支援する留学生で初めて正規職員として採用された千住桜花苑のグェン ティ トゥ トェン職員を紹介します。

「したい」から「する」へ

学生の頃、留学している先輩から日本での生活を詳しく教えてもらい、日本へ行くことへの憧れが強くなりました。そして、高校卒業後、ベトナムの日本語学校に通っている時に出会ったのが聖風会です。はじめは「介護の仕事」のイメージが湧かずにいました。しかしベトナムの学校へ聖風会の方が訪問されて、介護の仕事の魅力を教えてくださったので「とても尊い仕事である」と理解しました。聖風会との出会いが、私の「海外で活躍したい」という想いを「日本に行って介護業界で活躍する」という具体的なイメージに変えてくれました。

困った時に誰に声を掛ければいいかがわかる

日本へ留学した初日から空港に迎えに来ていただきました。さらに、介護福祉士の養成校の入学支援、生活面(住居、諸手続きや書類の準備)での法人の丁寧なサポートがあり、安心して日本での生活をスタートできました。
特に、法人事務局の吉田課長にはとても支えていただき、日々の生活の困りごとや手を借りたい時にすぐに相談ができています。その安心感のおかげで資格取得に向けた勉強や仕事に集中できたと感じます。
また、勉強をしながら働くことは、両立するうえでの課題も多く、大変でした。しかし、職場の方々がいつも様子を気にしてくださり、勤務の配慮も含め、応援をしていただいていることは大きな励みになっています。困った時は誰に声を掛けたらいいかわかることは、留学生にとってとても大きな安心感につながっています。

将来はグローバル職員を支える役割も担いたい

留学直後は、日本語によるコミュニケーションも難しく「更衣室」を理解するのも一苦労でした。しかし、今では少しずつご利用者の介護記録をとれるようになり、日々のコミュニケーションも楽しめるようになりました。自分の話が伝わること、ご利用者が心を開いてくださり日々の様子や言葉を交わしながら元気な笑顔を見られることは大きな喜びです。自分自身の経験を活かし、今後、聖風会に採用されるグローバル職員の皆さんのサポートもできる職員になっていきたいと思っています。

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