2021.11.29
第一回は、管理課の仕事概要をお話ししました。
二回目となる今回は、『人にやさしい・地球にやさしい』をコンセプトにしている聖風会の省エネに関する話をさせていただきます。
前年度のエネルギー使用量が原油換算で年間1,500kℓ以上使用している事業者は、特定事業者・特定連鎖化事業者(対象事業所数11,997)として資源エネルギー庁に対して毎年『エネルギー使用状況届出書』の提出を求められていますが、その使用量により省エネルギーに貢献した法人が頂ける省エネ優良事業者(Sクラス評価)と言うものがあります。
当法人の聖風会もその届出の対象になっており結果4年連続で(Sクラス)評価をいただくことができていますが、東京都内の特別養護老人ホームでは我が法人だけが、全国ではもう一法人、新潟県の社会福祉法人のみが(Sクラス)評価をいただく結果となっています。特別養護老人ホームでは省エネ対策の難しさがあるのですが、聖風会では職員に的確なエネルギーの使用をお願いし、それによる省エネに対する地道な意識・活動が芽生えてきている成果が結果として評価されることを嬉しく思っています。
千住桜花苑は、国土交通省の補助金「既存建築物省エネ化推進事業」を使用し、令和2年度に「空調機の更新工事など※」を行い、省エネ性能表示制度BELSの評価にて、建物全体に対する省エネ率および省CO2率が24%削減という省エネ適合評価を受け、三ツ星認定されました。
今回は、聖風会の省エネに関する取り組みを二つお話しさせていただきました。
省エネって一朝一夕にはいかないもので、長い時間、現場の職員の協力があってこそと思っています。
省エネ対策については『人にやさしい・地球にやさしい』聖風会として、今後もを継続していきたいと思っています。
次回三回目は、「OAの維持セキュリティー管理」についてお話しさせていただこうと思っています。