聖風会が年に２回発行している広報誌『クローバースマイル』
広報委員会の想いが詰まったこれまでのクローバースマイルより、バックナンバーとして、シリーズで『私のこだわり』の記事をご紹介していきたいと思います。

誰にでも、自分にとってなくてはならない特別な思い入れを持った、コトやモノが大小あるかと思います。そんな聖風会の職員をご紹介させていただくコーナーです。

第4回は、広報誌『クローバースマイル vol10』に掲載した千住部門の千住桜花苑 広報委員のこだわり「壁新聞」を紹介します。

千住桜花苑広報委員会は、法人広報誌『クローバースマイル』のスタートと同時期に、施設のご利用者の日常生活の様子をご家族や皆様にさらに発信したいと壁新聞の発行を始めました。毎月第一金曜日に、各フロア、デイサービス、総務から1名ずつの5名が参加して制作しています。まずはテーマの設定です。次月に行事があれば行事を中心に…などと決めていきます。内容が大まかに固まれば委員の腕の見せ所。各ユニットの委員にご利用者の写真を撮ってもらい、そのデータをまとめたら、今度は総務の委員が写真やテーマに沿ったモチーフや月表示などを委員会前に用意します。このように役割分担をしながら、限られた時間の中でみんなが笑顔になる壁新聞を試行錯誤しながら制作しています。

面会の際、ご利用者がご家族とフロアをお散歩されていると壁新聞を見て嬉しそうな声が上がっていました。時にはご家族から「この写真の笑顔がいいからほしいわ」とお声がけいただけたこともあります。日々の様子を近くで見ている私たちだからこその表情や日常の様子を撮れるように、これからもシャッターチャンスを狙っていきます！喜んでいただけているからこそ、より一層ご家族や多くの方に見ていただこうという思いで1枚でも多く載せられるレイアウトなど工夫しています。写真を眺めながら「いた！いた！元気そうで良かった」という声が私たちの励みになっています。今は面会が制限される中ですが、これからも皆さんを笑顔にできる壁新聞をお届けしていきます。