2022.11.28
高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。
1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。
私たち管理栄養士委員会の連載では法人内7事業所の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。今回の第六弾は「荒川」です。
毎年11月は給食委託会社の方がお寿司を握って食事提供をしてくれます。
施設内にいながらもお寿司屋さんへ行った気分で、お食事を召し上がれる行事となっています。
食事形態が異なるご利用者様もお刺身を召し上がれるように、“握り寿司・刺身盛り合わせ・ペースト寿司・ペースト刺身盛り合わせ”をご用意しました。
皆さんペロリと完食される方が多く、足りないと感じる方も、お替りを沢山用意したのでお腹いっぱい召し上がっていました。
1年に1回の握り寿司行事なので、皆さん「とっても美味しくて嬉しいわ!職人さんにお礼を言っておいてね」と、喜んでいただけました。
来年度の握り寿司行事も楽しみにしていてくださいね。