2023.01.10
コロナ禍での３回目の正月を迎えました。「社会福祉法人聖風会 中長期計画」も後半期に入ります。「新型コロナ」の影響もあり、計画を修正せざるを得ないこともありましたが、『最高の人と技術でみんなの幸せを実現する』という法人ビジョンを達成する為に、今年も歩み遅くとも、前を向いて、ひたすらに前進するのみです。
2023年 WEBメディア「クローバースマイル」の最初の記事として、「2023年 聖風会 理事長・施設長の漢字一字 抱負」を企画いたしました。
第1回目は年頭のご挨拶も含め、近藤常博理事長の「漢字一字 抱負」です。
謹んで新春のお慶びを申し上げます
新型コロナ感染症との闘いも４年目となり、職員の皆さんによるご利用者への感染予防に向け、献身的な努力をいただき、ご利用者の安全・安心が保たれること、改めて、心から感謝申し上げます。
また、長期化する新型コロナ感染症、国際情勢に端を発する物価高騰・原油価格などの影響により、厳しい社会生活を強いられています。聖風会でもご利用者の生活支援・介護に欠かせない光熱費（電気代、ガス代）、食材費など高騰し、令和５年度の予算計上に多大なる影響がでています。
このような状況下に於いて、私は令和５年の始まりに際し、今年の一文字として『進』という文字を選びました。
日々いろんな出来事がありますが、その度に「前へ進むしかない！」と自身に言い聞かせる思いを込め「勇往邁進」の精神を大切にしていきます。時には進む方向が間違っているのではないか。自問自答することもあると思います。そのような時には「慎重居士」の如く行動できるよう努めていきます。
聖風会は今年で法人創立６８周年を迎え、昭和３０年１月に事業が始まり現在に至るまで、法人の事業内容と、それに伴う組織はいくたびもの変遷を重ねながら施設開設以来、地域福祉に貢献すべく事業展開して来ました。また、法人理念『最高に価値あるものをすべての人に』～地域に信頼される施設を目指して～に基づき、福祉実践を職員と共に一歩一歩積み重ね日々の弛まぬ努力があったからこそ今日の聖風会があります。
社会福祉法人を取巻く環境は、非常に厳しく、今後の人口減少に伴う高齢化社会に対応するために、より良いサービスの提供に努めることはもちろん、人材を確保し、その育成に力を注がなければなりません。今後の状況を踏まえ、法人のあるべき将来像を模索すると共に、一層の組織力強化を図り、環境変化に柔軟に対応できる経営と、ご利用者の願いや希望と共に地域で求められることをかなえていくことを目指し、聖風会基本理念「最高に価値あるものをすべての人に」地域に信頼される施設を目指し、創立１００周年を目指します。
今年は、卯年正式には「発卯（みずのと・う）」で、恵の水のもと、新たな生命が成長し始める状態を意味し、聖風会の発展にむけ、引き続き「オール聖風会」で取り組みたいと強く願っております。
新年にあたり、皆様の益々のご健勝ご多幸を心より祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
社会福祉法人 聖風会
理事長
近藤 常博
