
2025.03.17
高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。
1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。
私たち管理栄養士委員会の連載では法人内6部門の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。
今回の第18弾は「扇」部門の3回目です。
今回の扇部門は「節分献立」をご紹介します!!
節分では毎年恵方巻といなりを提供。
特養、デイ、職員合わせて130人分を、調理さんがひとつひとつ心を込めて手作りしています。
大量の恵方巻きといなりが出来上がると、食べやすく切り分け手際よく盛り付けます。
常食が食べられない方のためにソフト寿司を、さらにペースト食用にカップ寿司をご用意。
ソフト寿司は噛み切りやすいよう海苔は使わず玉子で巻き、恵方巻と同じ具のカニカマ、ほうれん草、玉子、桜でんぶをトッピングし華やかに仕上げました。
皆さん普段よりも進みがよく、「おいしい、おいしい」と好評でした。