社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2025.11.10

【 2025 敬老の日 お祝い膳 特集 パート② 】高齢者にとっての「食」を追求する~管理栄養士委員会~

私たち「管理栄養士委員会」が求めていくこと

高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。

1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。

私たち管理栄養士委員会の連載では法人内6部門の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。

今回の第21弾は『2025年 敬老の日』を題材に各部門で創意工夫を凝らした『お祝い膳』。全3回の記事でご紹介したいと思います。

第2回は足立部門と荒川部門です。

足立部門

~ソフト食(下左)・ペースト食(下右)~

~お品書き~
・赤飯
・清まし汁(花麩、万能ねぎ)
・天ぷら(海老、穴子、茄子、さつまいも、ししとう)
・炊き合わせ(南瓜、椎茸、いんげん)
・茶碗蒸し
・菜の花の和え物
・梨

「今日はご馳走だ!」「美味しい!」と召し上がっていただき、大変好評でした。
今年は季節の果物として梨を献立に組込み、甘くて美味しいと喜ばれていました。
また、普段ペースト状の食事を召し上がっている方には梨のペーストを提供し、「梨を感じられて嬉しい」と言っていただきました。
いつもよりボリュームがあり「お腹いっぱい」と満足そうに仰るご利用者様もいらっしゃいましたが、豪華だった為か完食されている方が多かった印象です。
笑顔がたくさんみられて、素晴らしい敬老の日を迎えることができたのではないかと感じます。

荒川部門

~お品書き~
・お赤飯
・すまし汁
・天ぷら
・茶碗蒸し
・湯葉和え
・あんずゼリー

今回は施設の大規模改修工事にともなう一時移転準備の関係上、お重にはできませんでしたが、
「お赤飯も天ぷらもみんな美味しかった」とご利用者様からお声を頂きました。
ご長寿のお祝いなので、ボリューム満点。
「いつもより多いから残しちゃった。ごめんね。」とそっと話してくださる方もいました。
ご利用者様のご長寿の願いをこめて、今年もお祝い膳の提供ができました。

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