私たち生活サービス委員会は聖風会の各特養の課長職（生活相談員）で組織された本体の委員会、そして、介護職の代表者で組織された「介護委員会」、看護職の職の代表者で組織された「看護委員会」、併設のショートステイの生活相談員で組織された「ショートステイ委員会」で構成されています。

2021年度の介護報酬改定で科学的に効果が裏付けられた自立支援・重度化防止に資する質の高いサービス提供の推進を目的として、科学的介護情報システム（LIFE）を用いた厚生労働省へのデータ提出、PDCAサイクル・ケアの質向上を図る取組が推進されることとなりました。
科学的エビデンスに基づき、ケアを展開していくことはもちろん大事ではありますが、目の前の一人ひとりを知り、その気持ち、意思を尊重し、そして、想いをカタチにするお手伝いをすることも私たちの重要な専門性の一つであると考えます。

生活サービス委員会では「エビデンスに基づいたケアによる利用者の暮らしの質の維持や向上」というテーマで「ケアワーク」の実践で利用者の「状態が改善した事例」や「ケアの技術」をご紹介、「個別性の追求」ということで、私たちが日々現場の中でアセスメントから導き、「想いをカタチにした事例」
また、「ソーシャルワーク」の視点を持ち、「チームマネジメントと多職種協働」というテーマで実践した「多職種連携の取組」、「地域貢献への取組」、さらに「人材育成（研修システム）」など幅広く記事を展開していきたいと思います。