2022.04.11
4月1日から始まった聖風会 新任研修プログラム。6日目の4月7日は以下のテーマについて、生活ｻｰﾋﾞｽ委員会が担当しました。
①虐待防止・身体拘束
②リスクマネジメント
③サービスマナー
『虐待防止』のテーマでは「高齢者虐待防止法」について知り、グループワークなどを通じて、「高齢者の尊厳とは」、また、虐待を防止するためには「理念を共有すること」、「権利擁護意識を高めること」、「介護のプロとしてストレスを軽減すること」、「チームで虐待予防に努めること」が重要であることを学びました。
『身体拘束』のテーマでは身体的拘束の「定義」や「対象となる具体的行為」などを学ぶ座学のみでなく、実際に「つなぎ服」や「Y字型ベルト」などの「拘束用具」を身に付けてみる「身体拘束体験」を通じて、「身体的拘束」が「人権侵害」であるという学びを深めました。
『リスクマネジメント』のテーマでは私たち職員に課される「安全配慮義務」、「介護におけるリスクの考え方」を学んだうえで、具体的な場面を想定して、どの様な危険が潜んでいるか「気づき」を養う「ヒヤリ・ハット」についてグループワークを行いました。
そして、「事故」を防ぐことは大事であるが、それが目的ではなく、ご利用者一人ひとりの「ありたい姿」、「その人らしい生き方」を実現する為に支援することが何よりも重要であることを学びました。
『サービスマナー』のテーマでは「身だしなみ」、「挨拶」、「言葉遣い」など、4月2、3日の「ワークショップ研修」で学んだことのおさらい、福祉施設におけるサービスマナーとして、「非言語コミュニケーションの重要性」、「援助者として好ましくない言葉とは」、「会話や傾聴の基本技術」について学びました。
