2022.05.02
4月1日から始まった2022年度の法人新任研修プログラム。最終日、最後の研修は「『CREDO』について」です。
聖風会では「虐待は絶対に許さない」という信念のもと、その象徴として「CREDO」カードを作成し、全職員が携帯しています。
講師は法人本部事務局の伊藤業務執行理事が務めました。
「CREDO」の最後の頁、「クレド3つの約束」の下には氏名と日付が入れらる様になっています。
職員は研修を終えた後、聖風会の一員であるという重みを感じつつ、自身の名前を書き入れました。
以下、「CREDO」について、講師を務めた伊藤業務執行理事の説明より抜粋しました。
当法人では、法人設立の思いや大切にしていること、目標としていること、使命など、聖風会の信条・約束・志といえるものをCREDOとして、8頁に渡る内容を1枚のカードにまとめ、全職員が携行しています。
具体的には聖風会の「法人理念」、「経営理念」、「運営理念」、「社会福祉法人の定義」、「聖風会での行動指針」を中心に記載していますが、虐待は絶対に許さないという強い信念のもと、虐待の種類についても記載をしています。
そして最終頁には、理念、定義、行動指針等、それぞれにちりばめられた大切なキーワードを自分の言葉(言語的コミュニケーション)として、姿勢や態度(非言語的コミュニケーション)として、日常的に使いやすいよう身近な言葉で『3つの約束』として表現をしています。
『3つの約束』は、ご利用者に対する約束、自分自身に対する約束、そして仲間に対する約束で、具体的には下記の通りです。
○約束1『私たちはご利用者の人権を最大限に尊重します。』
➡ご利用者に対する約束
○約束2『私たちはやりがいと誇りを持って仕事に取り組みます。』
➡自分自身に対する約束
○約束3『私たちは互いに働きやすい職場をつくります。』
➡仲間に対する約束
『3つの約束』は、法人理念の実現や、行動指針遂行につながる大切な言葉としてはもちろんのこと、対人援助職の基本的な倫理としても全職員で守るべき言葉であると考えています。