社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2022.07.11

足立新生苑が50年つないできたもの ~第2回~

足立新生苑50周年記念 クローバースマイル【特別号】

法人発祥の地である足立区花畑に1968年に開設された足立新生苑は2018年に50周年を迎えました。

『足立新生苑30年史』に引き続き、後世にこの聖風会、足立新生苑の歴史を残すことができないかとの思いから、主に3 0周年以降の出来事である、足立新生苑のユニットケア導入に至った経緯、導入後の様子、職員の思い、そして、「最高に価値あるものをすべての人に」という法人理念のもと、どのような思いで、聖風会の足立新生苑の歴史が築かれてきたのか。足立新生苑5 0 周年記念誌として、『クローバースマイル』特別号にまとめました。

ブランディング委員会のピックアップシリーズとして、数回に分けて掲載していきます。今回は第2回で、前回の続きとなります。

「これは何かが違う!!」

ユニットケアについて知識を深めるために、ユニットケアを導入している施設の方に来苑していただき、話を聞いた。その職員が目を輝かせながら話をしている姿に、聞いている職員は大きな衝撃を受けた。これはご利用者はもちろん、職員にとっても「何かが違う!!」と当施設職員もわくわくしながら、ユニットケア導入に向かって歩み始めた。
それからユニットケアの提案者の先生に話を聞きに
行ったり、導入している施設に見学や実習に行き、研修会に出かけたりと勉強を重ねていった。勉強を重ねていくうちに、「ユニットケアを導入すれば、ご利用者のサービスの質、それから職員の働き方も今よりも良くなる!」とユニットケアへの期待を膨らませていった。

想いを込めたユニット名

ユニット体制はこれまでの建物の特徴を活かし、ご利用者の移動が極力少なくなるように職員で話し合い、配置を考えていった。18ユニットに分けることになった。1ユニット7~15名様のご利用者、3~8名の職員、夜勤は今までと同様、12人(看護師含む)で実施していった。
ユニット名はご利用者と職員で相談して決め、思い思いの名前となった。別館1階(あさがお・さくら)と2階は植物(たけ・ひまわり・なでしこ)、別館3階が町(南町・東町・西町)、本館2階が陽の様子(あけぼの・あかつき・あさひ)、本館3階が動物(鶴・鶯・亀)、本館4階(ぽかぽか村・はつらつ村)、5階は(いきいき村・ほのぼの村)と
名前が付けられた。

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