2022.09.05

【花畑あすか苑】高齢者にとっての「食」を追求する～管理栄養士委員会～

高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。

1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。

私たち管理栄養士委員会の連載では法人内7事業所の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。今回の第三弾は「花畑あすか苑」です。

「ソフトクリーム」イベント

毎年夏になると法人内各施設でソフトクリームイベントを実施しています。
お食事のイベントでは、食事形態によって同じものを召し上がる事が難しい方が沢山いらっしゃいますが、ソフトクリームは常食～ペースト食の方まで、皆さん同じものを楽しんで頂くことが出来ます。
職員が少しお手伝いをしながら、殆どのご利用者がご自分で作ります。
コーン又はカップ、お好きな方を選んだら、ソフトクリーム作りスタート！
機械からソフトクリームが出てくると、皆さん真剣にくるくるとアイスを巻き取ります。
多少不格好になってしまっても大丈夫。お好みでチョコスプレーをトッピングして完成です。作る楽しみと、自分で作った美味しいソフトクリームに皆さん大満足の表情でした。

夏の水分アップ大作戦

暑い時期の脱水予防として、日常生活の中で気軽に提供し、水分アップに繋げられるよう各フロアにかき氷機を用意し活用しています。飲み物がなかなか進まないご利用者も、かき氷を美味しく食べて水分補給しています。