2022.12.26
聖風会では、3つの柱・14のミッションからなる「VISION」を実現させるために、職種別を中心とした12の専門委員会が設置されています。
その1つであるブランディング委員会の下部委員会として組織している「広報委員会」。
広報委員会がどんなことを行っているのか未だご存じない方は、以下の記事をご覧ください。
今回、長きにわたって広報委員会を務めてくれた、6名の委員が法人の広報委員を卒業することとなりました。
卒業にあたり、これまで広報委員会で何を学んだか、自身にとって委員会がどのような場になったかについて、1人1人振り返っていただきました。
その一部を3回にわたって、皆さんにお伝えします。
第1回は、足立部門・平博美職員と、扇部門・大竹真人職員です。
編集委員会の様子
足立部門 平博美職員 任期開始:2019年4月 任期:約3年5カ月
参加前はとても不安でした。右も左も分からず、クレーンで持ち上げられて広報委員会に「ボーン」と落とされたような不安な気持ちでした。しかし、会を重ねるうちに、他の委員の皆さんの「いい広報紙を作りたい」っていう気持ちが伝わってきて、少しずつ不安がなくなりました。特に、実際の業務を行いながら広報委員として活動するという兼務の大変さもありましたが、皆も同じでその大変さなど共有できたのもよかったと思います。
法人の広報担当として、外部や内部の方にどういうアプローチをしていくか、一つひとつの言葉や写真の印象を考え、様々なことを学んでいくうちに、「知らない世界」に入ったと思っていたことが、知らない世界ではなくて「聖風会」であることに気づきました。取材や話を聞いていくうちに、自分が働いていて聖風会の良さに気づき、研修や制度や福利厚生、安心感など、たくさん伝えたいことが増えていきました。そして広報委員が、大事な、私の仕事の場所になりました。
『クローバースマイル』13号の連載「FUJI旅」のオフショット
藤田さんと平さんの取材風景
広報委員会を通して改めて、働いている職員の多様性、人を大切にしてくれている、魅力ある法人だと思いました。私のような職員の提案も「いいアイデアだ」と声をかけてもらえると、体の調子も良くなりました(笑)
広報委員の皆さんは、日々大変な中でも、広報誌『クローバースマイル』を良くしていこうという気持ちを持っている人ばかりなので、人の温かさを感じる場所でもありました。さらにエイデルさんが聖風会の良さを引き出し、広報として広めてくださるアイデアなど、専門性にも感動しました。部門に帰ると、部門での広報にも学んだことを活かせるようになりました。
広報に携わって、トレーナーや新人職員さんなど他の職員に声を掛けることが増えました。また、広報誌を見た方やほかの事業所のケアマネさんなどとのコミュニケーションツールにもなっています。
広報委員会は横のつながりができ、新しい仲間が増えます。私は自分の部門の外でも大切な仲間に出会えました。とても貴重な体験で、広報委員の仲間は私の人生の財産であるとも思っています。そういう体験を通して、みんなに見てもらいワクワクする広報誌を、新しい委員の皆さんで作っていってください!!
『クローバースマイル』10号の特集「聖風会の新型コロナウイルス感染症防止策」は、平職員が担当しました!
扇部門 大竹真人職員 任期開始:2017年12月 任期:4年9カ月
広報委員会参加前は他の部門について知る機会がなかったので、自施設以外は何も知らなかったと言っても過言でなかったと思います。また法人が採用に関してどのように力を入れているのかというのも知りませんでした。
広報委員会に参加して、法人のことだけではなく福祉業界全体を知りながら特集などを企画していったこともあり、世の中の介護業界・福祉の知識が深まっていきました。自分は今までこういった話に興味がなかった、知る機会を持とうとしていませんでしたが、広報委員会に参加して、これではダメだと思うようになりました。自分でも日頃アンテナを高く持ち、知りえた知識は他の職員にも情報共有できるようになっていきたいと思っています。
また当たり前のように同僚たちと働いていましたが、採用担当や広報担当の方が苦労して人材を獲得していっているということも知ることができました。
広報委員に携わっていると、法人にとても魅力的な人が多いということがわかりました。例えば、これまで出会ったことのない個性や特技を持っている方がいたり、なにより本当にこの仕事が好きでこの仕事に携わっている人、つまり「介護に熱中している人」が多い、それが聖風会の最大の強みだと感じました。
『クローバースマイル』10号の特集のショット
トレーナー業務を行っている大竹職員
広報委員を通じて通常の業務では知り合うことのなかった方々と関わり、話せたことが一番印象深いです。
コロナ以前は年に数回、懇親会や忘年会を開催していました。こういった会の中で仕事以外のことでも委員の皆さんとたくさん話せたことが思い出深いです。一つ心残りがあると言えば、そば好きの私が皆さんと一緒にそばが食べられなかったことです。
広報誌を作っていく中で、広報委員や限られた職員の中で話をまとめていっても面白くありません。広報委員会だけではなく、多くの職員などを巻き込んでいけるような広報誌にしてもらえればと思います。
『クローバースマイル』12号の特集「聖風会のVISIONを語る」では、大竹職員がたくさん意見をしてくれました!
第2回は、千住部門の吹田亜美職員、花畑部門の石澤希味子職員のコメントを紹介します。