2023.04.17
令和5年度も12人の「フレッシャーズ」が新たに聖風会に加わりました。4月1日、令和4年度に採用された「キャリア採用」職員も「オンライン型」で出席し、令和5年度 社会福祉法人聖風会 入社式が厳かに執り行われました。開会前の緊張感、新しいことが始まる、毎年、ワクワクの瞬間です。
「新任職員代表挨拶」は足立部門配属の池華玲職員。中国からの留学生で介護福祉士養成校在学中は足立新生苑で実習をしました。
『本日より私たちは新入職員として聖風会の一員に加えていただけることをこの上なく光栄に思うと共に、社会人としての責任をの重さを感じております。
ここにいる新入職員それぞれが様々な想いを抱えてここにいることと思います。聖風会を実践の場として選んだ理由は異なるかもしれませんが、ご利用者が望む生活を実現したい思いや、その人らしさを維持し、尊重しケアを行っていきたいという想いは皆同じだと思っております。
聖風会の理念である「相手の立場で見る・聴く・考える」「相手の笑顔・自分の笑顔」「その人がその人らしく生きること」という言葉を常に肝に銘じ、介護職員としての専門性を発揮し、利用して下さる方々を第一に考え、支えることが出来る様に、日々精進いたします。』
「歓迎の挨拶」は扇部門 本間 竜人職員。福祉系の大学を2021年に卒業し、介護福祉士、社会福祉士の資格を取得しています。
『今、皆さまはとても緊張されていることと思います。ご利用者、職員含め自分はこれからどんな人たちの中で働くのだろう、トレーナーはどんな人なのだろうかと不安に思う事も多いのではないでしようか。ちょうど2年前の今日、私も皆さんと同じようにここで、先輩から歓迎のお言葉を頂きました。ワクワクと、緊張が今でも昨日のことのように感じます。
すでに研修や見学で施設をまわられた方もいると思いますが、いかがでしたか？私は、職員の笑顔でご利用者が笑顔になり、それを見て他のご利用者も笑顔になる、笑顔の連鎖を見た時に素敵だな、自分もこんな風に働きたいなと思い、入職を決めました。
実際に現場で働いてみてご利用者と関わる中で、疲れたなと思った時「疲れてるね、ここで少し休んでいけば？」と声を掛けてくれるご利用者がいました。それまでは自分がご利用者を支えなければという気持ちでしたが、お互いがお互いを支え合っている、そんな関係なのだと気づきました。
私が新人の時、分からないことがあることを恥ずかしいと思っていました。分からないことは自分で解決しなくてはと思ってしまっていたのです。そんな私に「なにか聞きたいときは遠慮せずに聞いてね」「先輩に甘えられるのは〇〇さんの特権だから」と声を掛けて下さいました。その言葉が、今でも自分の支えになっています。
そして、いつか自分も同じことをしてあげられるように立派な職員にならなくてはと頑張る原動力になっています。三年目を迎えた今でも、トレーナーの方をはじめ、先輩職員方には何でも聞き、その都度丁寧に教えてくれるそんな恵まれた環境で仕事が出来ている事に感謝しています。
そして、私にとってもうーっ、かけがえのない存在となっているのが、同期の仲間です。配属が違い、毎日顔を合わせる訳ではありませんが、研修などで短い時間でも顔を見るとほっとできる大切な存在となっています。皆様にとっても、ここにいる同期の仲間は、お互いにかけがえのない仲間にきっとなってくれると思います。
皆さまは、現場にでても決して一人ではありません。先輩職員方、同期の仲間は頼っていいんだということを忘れないでください。これから一緒に、介護の仕事を楽しんでいきましよう。』
可能性に満ちた12名の「フレッシャーズ」。半年後の「フォローアップ研修」が楽しみです。
