社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2023.10.09

足立新生苑が50年つないできたもの ~第8回~

足立新生苑50周年記念 クローバースマイル【特別号】

足立新生苑が追い求めてきた介護のかたち ー50年間変わらないものー

この50年間、建物やケアの方法、職員は変わってきた。しかし変わっていないものがある。それは足立新生苑が追い求めてきた「その人がその人らしく生きること」という介護のかたちである。
その人がその人らしくこの足立新生苑で生きることができるように、職員はご利用者のことを考えてケアにあたってきた。それは介護職だけではなく、足立新生苑の職員皆が体現してきたことであろう。ユニットケア導入もそれを体現するための一つの手段であった。
業務改善のために、業務効率を優先してしまいそうになったこともあった。だが、ご利用者の尊厳のために何が一番大事か、何をしなければならないのか、何度も職員同士話し合いを重ね、法人理念である「その人がその人らしく生きること」という介護のかたちを追い求めてきた。それを追求し続けることが、私たちが介護のプロとしてあり続けられるための所以でもあった。
これからも福祉を取り巻く状況は変わり続けることであろう、しかしこれまでの50年引き継がれてきたこの介護のかたちは、これからの50年、100年と引き継がれていくことであろう—。

社会福祉法人聖風会 設置 足立新生苑創立50周年を迎え (社会福祉法人聖風会 会長 近藤 明)

昭和43年7月「足立新生苑」定員50名を開設し、「足立老人ホーム」と共に生活支援を継続してきました。平成5年足立老人ホームを廃止し、介護を主とする特別養護老人ホームに特化しました。
廃止に伴い各措置機関へご利用者を移管する中で、新たな入所者を支障なく受入れてくれる訳でなく、「花畑に戻りたい」と泣いての訴えに、深く詫び、面会し励まし、状況説明と共に現場への受入を懇願しました。
このような体験により、聖風会では「最高に価値あるものをすべての人に」提供していきたいと心に誓いました。
新型コロナウイルスにより、世の中の価値観が大きく変わろうとしています。今だからこそ皆が協力し団結し、そして共生を考えていく必要があります。
職員の皆さんには健康に留意いただき、ご利用者の笑顔を大切にしていって下さい。よろしくお願いいたします。

最高に価値あるものをすべての人に -地域に信頼される施設を目指して- (社会福祉法人聖風会 理事長 近藤 常博)

社会福祉法人聖風会は、昭和30年生活保護施設「足立養老院」の事業開始から始まり、様々な福祉制度の変遷を超え、特別養護老人ホーム「足立新生苑」を開設し50年を迎えました。
この50年間は、今後の高齢者状況を見据え、養護老人ホーム「足立老人ホーム」を閉鎖し、特別養護老人ホームに特化し、220床の従来型特養でのユニット的ケア、地域コミュニティの場や居場所としての「はなはた喫茶」、「はなはた祭り」など理念を通し、地域社会が求める活動を職員と共に地域の方々と協働してきました。
今後も100年継続する足立新生苑として、社会情勢の変化を踏まえ、法人理念にもとづき、介護の実践を通し、地域のセーフティネットとして地域の方々へのサービス提供を行うためにも、介護現場を担う多職種は貴重であり、聖風会には海外出身の職員も増えています。これからは自分たちの介護が世界の介護も成長させ、貢献していくという意識を持ちながら、今一度理念を理解し、業務に向き合う聖風会職員であってもらいたいと思っています。そして地域に信頼される施設を目指していきましょう。

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