社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2024.03.21

【広報委員会】「母校を訪ねて」シリーズ  ~聖徳大学~

広報誌 クローバースマイル バックナンバーより

聖風会が年に2回発行している広報誌『クローバースマイル』
広報委員会の想いが詰まったこれまでのクローバースマイルより、バックナンバーとして、シリーズで『母校を訪ねて』の記事をご紹介していきたいと思います。

聖風会で活躍するひとりの職員のルーツを辿り、現在の仕事の基礎を築いた母校を訪ねます。自らのルーツを探る中で、新たな発見や気づきを経て、職員としての自分の成長を実感してもらうというコーナーです。

第2回は「プレ版」として、令和5年8月14日にWEBメディア「クローバースマイル」に掲載し、令和6年1月に発行された広報誌『クローバースマイル vol15』に本編として掲載されました六月部門の宮内 咲季職員(特別養護老人ホーム ゆうあいの郷 六月)の「母校を訪ねて」~聖徳大学~を紹介します。

母校を訪ねて ~聖徳大学~

宮内 咲季職員は聖徳大学 心理・福祉学部 社会福祉学科を2020年3月に卒業し、2020年入職の4年目。現在は東京都足立区にあります特別養護老人ホーム ゆうあいの郷 六月の介護職として、活躍されています。

今回の “ 母校 ” 聖徳大学:社会福祉士、介護福祉士、養護教諭が目指せる3つのコースに分かれています。大学の理念である「和」の精神をベースに学ぶことができ、福祉系施設をはじめとして就職率は100%となっています。

社会人として大事な3つのこと

(令和5年の)7月とは思えない酷暑の中、母校を訪れた宮内職員。恩師である須田仁先生からご依頼頂き、社会に出た際の心構えや準備などを学ぶ「キャリア学習」の授業に伺い、活気溢れる1年生に話をしてきました。
校門をくぐる前から宮内職員はとても緊張している様子。しかし、学生の前に立つと緊張もほぐれ、「考えて行動する力の必要性」、「チームで協力しながら働くということ」、「実行力」という3点について先輩としてたくましい姿で話をしました。

考えて行動する力を身に着ける

はじめに宮内職員は、社会人として求められる「考えて行動する力の必要性」について話をしました。「社会人として大切なことは、自分の頭の中を紙に書きだし、優先順位や時間配分を考えながら行動すること」。それらを身に着けるためには、日々の授業や実習で「ご利用者の支援に入る時や事例を聞いた時に支援の根拠は何なのか」を常に考えることといいます。その結果「日々のご利用者との関わり方、特にコミュニケーション、接し方など基本的な行動を学ぶだけでなく、その後の振り返りを通して、“考えて行動する力”をつけることが出来た」そうです。

聖風会の職員になって初めて気づいたこと

続いて、「チームで協力して働く」「実行力」について話をしました。「チームで働くにあたって、経験豊富な先輩も大勢おり様々なことを教えてくれます。その経験談を受容するだけではなく、自分の考えをしっかり相手に伝えてコミュニケーションを取り、より良い介護を目指していくこと、そしてそれを実行に移していくことが大切である」ということを話しました。
また「短期間のボランティアなどでも経験してきたものの、実際の現場に出ると長い時間ご利用者の方々や他の職員とコミュニケーションが取れるので、密な信頼関係を築ける楽しさがある」と話していました。
後輩たちから熱い視線を受け感想をもらい「緊張したけれど、後輩の前で話ができてよかった。仕事へのモチベーションが上がりました」と、満面の笑みで今回の発表の感想を伝えてくれた宮内職員でした。
さて、次回はどの職員が自分のルーツである母校を訪ねるのか!? お楽しみに!

恩師から宮内職員への御礼のメッセージ

恩師:須田 仁先生
聖徳大学 社会福祉学科 教授

先日は在学生のために貴重なお話をしていただき、心から感謝しています。宮内さんは在学中、介護福祉士と社会福祉士の資格を取得するために情熱的に努力し、いつもニコニコ笑顔で、その明るく前向きな姿勢が印象的でした。新型コロナウイルス感染拡大時には施設の感染対策に尽力したと伺っています。職員の協力と努力によって感染を最小限に抑えたのでしょう。利用者の幸福と健康を大切にし、仕事を続ける宮内さんを心から応援しています。

【聖徳大学HP ブログ(23.07.16)】キャリアデザインⅠの授業

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