社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2024.09.02

魅力あるデザインとは?

広報委員会 足立部門 久保田 ちひろ

聖風会の横断委員会の一つである広報委員会。
広報委員会では、主に広報誌「クローバースマイル」の編集を行っています。また、その他法人で制作する広報物、各施設での情報発信などの更なる強化に向けて、広報研修を受講しています。(詳しい内容については以下の記事をご覧ください。)

広報研修の内容について多くの方に知っていただきたいと思い、研修の内容を皆様にも発信していきます。

今回は、「魅力あるデザイン」について学びました。
その内容を皆さんにもお伝えします。

広報委員会の役割と広報委員会がつくる「クローバースマイル」

魅力あるデザインとは?

私が働いている足立新生苑の特養でも
新しく入所されたご利用者へウェルカムボードを作成したり、フロアでイベントをする際にポスターを作成したりと魅力的なデザインの技術が必要となる場面が多くあります。
では一緒にみていきましょう!


まずは各広報委員が、自分の好きな雑誌などの表紙を3誌ほど持参して研修に臨みました。
人それぞれ個性的なデザインが持ち寄られ、その表紙デザインが何に使われているものか、
そのデザインが好きな理由、誰をターゲットにしているのかを発表しました。

そもそもデザインはこうすれば良いという正解はありません。

こんなことはありませんか?
・なにかごちゃごちゃしている
・伝えたいことが伝わらない
・文字が読みづらい
・そもそも何から始めたら良いかわからない

その理由はデザインをする目的が明らかにされていないからでした。

デザインをする前に必要なことは?

例えば、節分イベントの告知ポスターを作る時には以下のように作ってみるといいのではないでしょうか?
誰に⇒対象:地域の方、ご利用者
何を⇒節分イベント開催
なぜ⇒地域の方に参加していただき、聖風会を知っていただく
どうやって⇒A3、片面チラシ、地域で配布、施設掲示版に貼る

実際にデザインをしてみよう!

デザインに入る前に、人が読み物を見るときにどのような順番で読み進めていくか視線の動きを知っていきましょう。
横書きの場合は人は左上から右下に、Zのような形で読み進めていくといわれています。
縦書きの場合はそれがNのようになります。これらを「Zの法則」ないしは「Nの法則」と言ったりします。
この法則を利用して、順番に読み進めることができるよう、ポスターなどでは配置をして考えていきます。

ではいよいよデザインに入っていきます。
デザインは以下のような順番で制作を進めていきます。

➀方向性を決める
②骨格作り
③デザイン
④ブラッシュアップ

➀方向性を決める
いきなりデザインはしません。
どんな雰囲気にしたいのか、どんなことを入れていくのか(文章や写真、イラストなど)を決めていきます。

②骨格作り
➀で決めたものをざっくりと配置をしてみます。
その際に1番目立たせたいものが目立っているかを確認し、必要なテキスト、イラストや写真などを配置していきます。

③デザイン
ここまできたら、いよいよデザインを始めていきます。
この時に初めて、色付けや書体の指定などを行っていきます。
デザインを行った後は、他の方の意見もきいてみると良いそうです。自分だけでは気づけなかったポイントに気づくことができます。

④ブラッシュアップ
デザインされたものが目的に合うものになっているか確認を行い、必要があれば修正を行っていきます。

◆「私にもできた!!」

これまでイベントポスターなどをフロアで作る際に「私にはセンスがないからな」と苦手意識がありました(そのように感じている方も少なくないと思います!)。
でも今回研修を受けて、どこから取り掛かればよいかがわかり、私でもこのように節分のポスターを作ることができました。

皆さまもぜひやってみてください(*^^)b

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