2024.09.23
「アクティブ福祉in 聖風会」は「高齢者福祉実践・研究発表会」として開催し、今年度で12 回目を迎えます。各事業所での実践を実践で終わらせることなく、法人内他部門・多職種間で共有し、高齢者福祉の研究として蓄積し、聖風会全体のサービス向上に繋げることを目的としています。
昨年度は聖風会中長期計画「VISION」の3 つの柱の１つ目「人（人材 働きやすさと働きがいと） 」をテーマに各部門から選出を行い、実施をしました。
今年度は3 つの柱の２つ目『育成と技術伝承と革新と』をテーマとして、来る １０月２９日に開催の運びとなりました。
前回は「コロナ禍」という事で感染症拡大防止のため発表を録画し、1 か月半の視聴期間を設け審査を実施するという形式で開催。職員の勤務状況を考慮し、各施設内で数回に分けて聴講会を実施しました。
感染症拡大の状況により、延期を余儀なくされましたが、そういった状況にもモチベーションを切らすことなく、各部門の発表者は力強い発表をしてくれました。
聴講会では自分が所属する部門の発表を応援しながら視聴する職員や、他部門の取り組みに関心を寄せ真剣に見る職員の姿がありました。
「アクティブ福祉in 聖風会」にて「最優秀賞」を受賞した部門は聖風会の代表として、東京都社会福祉協議会主催の「アクティブ福祉in 東京’」に参加することとしています。
昨年度の「最優秀賞」は足立部門の「外国人介護人材が安心して働ける職場環境づくりーチームで支えていく仕組みについてー」でした。
以下、聴講会に参加した職員の感想です。
『自分の働いている職場で、外国の方が働いているとは知っていたが、ここまで仕事ができるようになるまでご本人たちや指導する立場の職員の苦労を考えることはあまりなかったように思う。今回、他の事業所も含め職員確保についての取り組みを各々にしていることを知れて良かった。』
『各部門の取り組みを知ることができ、普段なかなか関わることのできない法人内の人々と交流ができた気がしました。』
『それぞれの施設の抱える課題や目標に対して、データや数字を出して根拠を示していたので、結果や今後どのようにその課題に対して取り組んでいくべきかが理解できました。今後も法人理念を忘れずに業務にのぞみたいと思えた研究発表でした。』
