社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2025.11.03

【 2025 敬老の日 お祝い膳 特集 パート① 】高齢者にとっての「食」を追求する~管理栄養士委員会~

私たち「管理栄養士委員会」が求めていくこと

高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。

1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。

私たち管理栄養士委員会の連載では法人内6部門の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。

今回の第21弾は『2025年 敬老の日』を題材に各部門で創意工夫を凝らした『お祝い膳』。全3回の記事でご紹介したいと思います。

第1回は扇部門と花畑部門です。

扇 部門

~ソフト食(下右)・ペースト食(下左)~

~お品書き~
・栗赤飯
・すまし汁 (花豆腐・三つ葉)
・天ぷら盛り合わせ(エビ天ぷらぶぶあられ衣、さつま芋、なす、しそ)
・炊き合わせ (とうがん、しいたけ、おくら、湯葉けんちん)
・卵焼き、漬物
・果物(梨・オレンジ)

利用者様から、「お赤飯に栗が入ってる。」 「栗がたくさん入っている。」
天ぷらのぶぶあられ衣カラフルで「きれい」と話されてました。
生フルーツのさわやかな感じと季節感を喜んでいらっしゃる方もいました。
重箱を使用して、豪華な雰囲気になり皆様に大変喜ばれました。

花畑部門

~お品書き~
・栗赤飯
・かき玉汁
・天ぷら盛り合わせ(海老・茄子・ピーマン・さつま芋)
・からす鰈の黄金焼き
・菊花和え
・炊き合わせ(はんなり華つつみ・ほうれん草・人参)
・季節の果物(赤肉メロン・梨)

お祝い膳の献立は、季節を感じて頂けるよう秋の食材を盛り込みつつ、食べ易さも考慮しながら決めています。
お重の蓋を開けたご利用者から「わぁー!すごーい!」と歓声が上がり、「どれから食べようかしら・・・」と迷いながら箸を伸ばしていました。
笑顔で召し上がる様子が沢山見られ「どれも美味しいよ!ありがとう」と声を掛けて下さいました。

おやつのシフォンケーキはふんわり柔らかく焼き上がり、こちらも大好評でした。

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