



2025.12.01
高齢者にとって「食べること」は楽しみや生きがいの上から重要であり、特に特養に入居している要介護高齢者にとって最も関心が高く、最大の楽しみは「食事」であると思います。
1日3食食べることはその日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、健康を維持していく上でも重要です。その為、私たちは1食1食に「栄養があること」「食べやすいこと」「新鮮であること」「食欲がわくこと」を求め、ご利用者に「食」を通じて「生きる喜び」を感じて頂ければと思っています。
私たち管理栄養士委員会の連載では法人内6部門の「食」に関する取組みをご紹介していきたいと思います。
今回の第22弾は「足立新生苑」の3回目です。

さて、今回はご利用者のリクエストをメニューに反映する『リクエスト献立』をご紹介します。
~献立~
・月見バーガー
・コンソメスープ
・ハッシュドポテト
・ブロッコリーのサラダ
・ミックスフルーツ缶

以前提供して好評であったこと、利用者からのリクエストもあり今年は月見バーガーにしました。
ご利用者からは、「お店のみたい!」、「買ったやつかと思った!」などのお声が。専用のペーパーに包まれたハンバーガーはテンションが上がりますね。
「美味しいよ」と笑顔で召し上がる様子が沢山見られました。


極きざみ食対象の方でもバンズが食べられる方は、ムースのハンバーグで月見バーガーを提供しました。
バンズではなくご飯やお粥を召し上がるの方には月見ハンバーグを提供していたため、主食の上に乗せて、ロコモコ丼風にして召し上がっている方もいらっしゃいました。
こちらも好評でした。

食を通じてご利用者の笑顔がたくさん見られるよう、これからも様々なリクエストに応えて行きたいと思います。