2022.06.06
聖風会ではグローバル職員(多様な国籍の職員)の働きやすさを支える為に、一人ひとりの状況に合わせ、必要なことに寄り添い、柔軟に対応することを大切にしています。
また、日本の「介護」を学び、介護福祉士の資格を取得して、プロの介護職として日本で働きたいという夢を持った海外の若者の支援も行っています。
5月23日にベトナムから聖風会が支援する2人の留学生が成田空港に到着しました。「新型コロナ」の影響で予定より1年遅れての来日です。
社会福祉法人聖風会 Twitter(@seifuukai_tokyo)「ベトナムから留学生が到着」
今年度、聖風会が支援しており、在学中に法人内の事業所にてアルバイトをしている留学生は上記の2人を含めて、ベトナム、カンボジア、フィリピン、スリランカからの7名。現在はそれぞれ日本語学校、介護福祉士養成校にて勉強中です。
6月5日にその留学生7名が参加して、交流会を行いました。
東京都の「介護福祉士就学資金貸付事業」を含め、法人の支援内容について、改めて説明し、また、聖風会の留学生支援の「一期生」である千住桜花苑配属のグェン ティ トゥ トェン職員が「先輩」として、留学中の生活についてお話をしました。
「日本語学校在学中に努力したこと。アルバイトとの両立で苦労したこと」
「(介護福祉士)養成校在学中に授業で分からないことはどの様に解決していたか」
「留学期間中、アルバイトの給料で生活する為の節約方法は」
など、自身の経験を踏まえ具体的にアドバイスをしてくれました。最後に「介護福祉士になるという夢を諦めないで!」という力強いメッセージが送られました。
自分たちは「ひとりではない」ということを感じて頂けたのではないでしょうか。この中から、聖風会のリーダーとして、また、母国に戻り、介護業界をリードする人材として活躍する職員が出てくると信じています。