社会福祉法人 聖風会

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クローバースマイル

2023.06.19

高齢者福祉、対人援助職の「プロフェッショナル」の姿 ①

法人理念を体現する(特別養護老人ホーム 扇 介護職 内田 勇佑 2020年入職)

「プロフェッショナル」という言葉を耳にしますが、聖風会では高齢者福祉、対人援助職のプロフェッショナルの姿はどうあるべきか、日々追求をしています。さて、実際にどんな人物を指すのでしょうか、また聖風会で働くプロフェッショナルとはどういった職員をいうのでしょうか—。

私たちは法人理念「最高に価値あるものをすべての人に~地域に信頼される施設を目指して~」を一緒に体現できる人を聖風会の「プロフェッショナル」だと考えています。この連載では聖風会の育成プログラムを受け、聖風会でキャリアパスを歩み、法人理念を体現している職員の姿を紹介していきます。

困った時、先輩方が 支えてくれる安心感

聖風会でのアルバイトを通して、介護の世界が奥深いことを知りました。「人を支える仕事がしたい」と考えていたので、聖風会への入職を決意しました。はじめは不安がありましたが、個人の成長をよく見て育成してくれるトレーナー制度があり安心できました。アルバイトの時からお世話になっていた先輩職員がトレーナーとなり、相談しやすく丁寧に指導をしてくれました。トレーナー制度が終わった現在でも、気軽に相談することができ、頼れる存在です。

1年目は困ったことは何でも相談するようにしていました。しかし現在は一通りのことは自分で考え、判断し、行動ができるようになったので、結果を先輩や上司に報告するようにしています。そういった姿を先輩や上司が見守ってくれていると感じていますし、個人のレベルに合わせて仕事を任せてくれるので、聖風会のプロフェッショナルへの第一歩として自信を付けながらステップアップできているのではないかと感じています。

研修で見つける 明日のヒント

聖風会には介護のプロフェッショナルとして成長できるプログラムが準備されています。例えば入職後3年間は定期的に集合型の研修があり、運営理念の「相手の立場で見る・聴く・考える」に結び付けて、同期の職員と一緒に日ごろの業務の振り返りを行うことで、自分のケアを見つめ直すことができています。一番はご利用者、そして一緒に働く職員の立場に立って見る、聴く、考えるができているか、自分の行動を見直す良い機会となっています。

研修に参加する前は、思うような介護ができていないもどかしさで悩むこともありましたが、研修で次の行動目標を立てることができたので、「明日からも頑張ろう」と前向きな気持ちになります。今年の4月からトレーナーとなり、改めてプロフェッショナルへの一歩を感じています。リーダーになりたいという目標があるので、その目標のために日々邁進していきたいと思っています。

先輩からの一言

入職から一緒に働く中で、自分でリカバリーする力、吸収力が高まっていると感じています。研修に送り出すと、何かを吸収して帰ってきて、次の日から実行していく様子が見られました。そのようなことをやっていくうちに、雰囲気も徐々に変わってきました。向上心とハングリー精神を元々兼ね備えていると思うので、突き進んでいってほしいなと思っています。

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