東京都が平成29年度から開始しました。求職者が自分に合った職場を探すことができる様に、働きやすい職場づくりに取り組むことを宣言する福祉事業所（＝TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業所）の「働きやすさ」に関する情報を広く公表する事業です。

この度、聖風会はTOKYO働きやすさ福祉の職場宣言事業に37サービスを申請し、その結果、全てのサービスで「100%」を獲得しました。聖風会は、ご利用者の生活しやすい環境はもちろん、職員も働きやすい職場を常に考え取組んでいます。

項目は全部で17項目ありますが、今回は「表彰制度など職員のモチベーションを高める取組を行っている」について、福利厚生の一環として導入している「永年勤続表彰制度」について、ご紹介いたします。「永年勤続表彰」とは「勤続年数が長い従業員に感謝と称賛を伝えるための表彰制度」のことです。

聖風会の永年勤続表彰の対象は「勤続３、５、７、１０、１５、２０、２５、３０、３５、４０、４５年」ですが、特色として、「勤続３年」も対象としていることがあげられます。「３年」が「勤続年数が長い」と言えるかですが、聖風会では３年を一つの区切りとして研修体制を構築しています。３年目を迎えた職員は「リフレッシュを図りながら、次のステップに向けた一歩を踏み出せるようにと、「リフレッシュ研修」があります。「３年」という一つの節目を迎え、さらなる飛躍を期待したいという事で、聖風会としては「３年」も対象としています。また、併せて「二十歳 のお祝い」も行っています。

毎年度、２００名弱ほどの対象者がおりますが、「勤続10年」以上の職員がとても多いことも大きな特色と言えます。現在、「勤続１０年」以上の職員は全職員の内、約４割。

長く働く為の条件が整っている、すなわち福祉・介護は「働きやすい業界」であり、さらに聖風会は「働きやすい職場」の条件が整っていると言えるのではないでしょうか。

令和５年度の表彰対象者は１８９名。そして、令和５年度の最長勤続表彰者は、「４５年」の方がおりました。