社会福祉法人 聖風会

社会福祉法人 聖風会

クローバースマイル

2024.04.01

【生活サービス委員会】 介護でも「プロ」、育成でも「プロ」②

聖風会の人財育成術 ~「人間力」を高める~ ②

聖風会「CREDO」の「3つの約束」のひとつである「私たちはご利用者の人権を最大限に尊重します」を果たすために、「特養」の中で「その人がその人らしく生きること」とは?最期まで住み慣れたホームで暮らしたい」というご利用者の想いに応える為に、私たちは聖風会理念を体現する「サービス」のカタチを追求しています。

私たち生活サービス委員会は聖風会の各特養の課長職(生活相談員)で組織された本体の委員会、そして、介護職の代表者で組織された「介護委員会」、看護職の職の代表者で組織された「看護委員会」、併設のショートステイの生活相談員で組織された「ショートステイ委員会」で構成されています。

令和5年度、聖風会中長期計画に基づき、生活サービス委員会に課されたテーマは以下の通り。
①介護福祉士等 養成校との連携強化
②「コロナ」等の感染症を想定した実習プログラムの構築
③グローバル(外国人)採用職員継続的フォロー体制構築
④2024年介護保険法改正の情報収集
⑤コンプライアンス遵守と支援技術の統一化、標準化(各種指針類の策定・内部監査等)
⑥「LIFE」関連加算の安定的取得支援

生活サービス委員会はさらに小委員会に分かれており、①~③はAチーム、④~⑥はBチームが担当して、検討を重ねています。

今回の記事はAチームの取組についてです。

グローバル採用(外国人)職員の継続的フォロー体制構築

聖風会では現在、海外8ヵ国、52名の職員が介護職として活躍されています。国内の介護福祉士養成校を卒業し、在留資格「介護」を取得した職員が中心となります。法人として、介護福祉士の国家試験合格を目的としたプロジェクトを立ち上げ、勉強のサポート、また、介護職としての現場業務に必要な「介護の日本語」の「読み書き勉強会」など、幅広く支援を行っています。

私たち生活サービス委員会 小委員会Aチームは上記、法人内のプロジェクトと連携を計りながら、「グローバル(外国人)採用職員継続的フォロー体制構築」という役割を担い、「グローバル(外国人)採用職員」が介護の楽しさややり甲斐を感じ、聖風会の正職員として活躍できるよう、委員会活動を行っています。

そして今回、「聖風会で活躍する人たちに学ぼう!」と題し、シンポジウム形式での研修を開催しました。「自分自身の現在における課題を自覚・整理し改善をはかる」、「グローバル(外国人)採用職員間の交流を深め、「横」の繋がりを構築する」ことを主な目的としています。
参加対象は主に1~2年目のグローバル(外国人)採用職員、(1年目職員の)トレーナーである先輩職員です。

「職員間の関係構築」、「日本との文化の違い」、「『独り立ち』するまでの努力」、「困った時の打開策」、「介護福祉士国家試験合格」というテーマを3人の「グローバル(外国人)採用職員」が講師となって自らの経験を踏まえて発表、質疑応答、意見交換を行いました。

また、事前に参加職員にはアンケートに記入して頂いた上で臨んでもらいました。

次回は研修の様子、参加者の感想や研修の効果などについて、掲載します。

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