



2026.02.09
「母校を訪ねて」は、聖風会で活躍するひとりの職員のルーツをたどり、自らのルーツを探る中で、新たな発見や気づきを経て、職員としての自分の成長を実感してもらうというコーナーです。
第4回は番外編として、市川瑛大職員が母校「東京都立赤羽北桜高等学校」で培った学びを活かし、聖風会での成長を語るインタビュー。高校での実習経験や新人研修での気づき、先輩職員の支えを通じて介護職として歩む姿を紹介します。
福祉の現場で働く魅力と、人を支える仕事の奥深さに触れられるこの記事は、前編・後編に分けてお送りします。
それでは、どうぞご覧ください。

■今回の職員
市川瑛大(いちかわ えいた)
ゆうあいの郷 扇/介護職員/2025年4月入職
赤羽北桜高等学校 介護福祉科 2025年3月卒業
今回の“母校”は赤羽北桜高等学校。2021(令和3)年4月に開校し、「保育・栄養科」「調理科」「介護福祉科」を併せ持つ高等学校で、卒業と同時に「介護福祉士」の国家試験受験資格を取得できます。
入学した生徒が学んだことを最大限に生かし、家庭・福祉分野のエキスパートとして社会で貢献できる人材となるよう、「スペシャリストの育成」「探究活動の充実」「地域との連携」の3つのコンセプトに基づき、様々な教育活動に取り組んでいらっしゃいます。
小学生の頃、防災訓練のボランティア活動の中で高齢者の方と関わる経験をし、福祉に興味を持った市川職員。
「早く専門的な知識を学びたい」と、家庭・福祉分野の高等学校である赤羽北桜高等学校の介護福祉科へと進学。卒業時には介護福祉士の受験資格が取得できるなど専門的な知識や技術を学びました。


在学時の介護実習で聖風会を訪れた市川職員は「聖風会は職員同士の関係が良好で何でも話し合える、相談できる雰囲気を感じました。
また、新人には1年間専任のトレーナーがついて指導してくれる制度があり、自分だけでは解決できない不安や疑問について、相談できる相手が近くにいてくれると聞くと安心感が持てました」と働きやすい環境が整っていることが聖風会を選ぶ決め手となりました。
「支援制度も充実しているため、働いてからも学び続けることでプロとして日々成長できる点も魅力的でした」。
「高校の実習で排泄介助に入ったのですが、おむつをつけるのに中心線が合わずに不快感を与えてしまうなど、うまくできずにご利用者から注意を受けたことがありました。結局どこに気をつけたらよいのか分からないまま実習は終わり、苦手意識が残ったままになっていました」と当時を振り返る市川職員。
「ですが、聖風会の新人研修で、おむつの種類から一人ひとりに合わせたおむつ選びなど、基礎からしっかり学び直すことができました。現場では実際に排泄介助の方法を見ながらトレーナーから工夫やコツを教えてもらい、何度も何度も実践しつつ、ご利用者一人ひとりの身体的な特徴に合わせた方法が必要であることを学びました。
「トレーナーの指導のもと苦手意識も克服し、スキルアップできたと思います」と失敗や成功を繰り返しながらも「詳しく何度も丁寧に教えて下さるので、少しずつ不安もなくなりました」と乗り越えることができたと話します。