2023.05.01
聖風会では高齢者福祉、対人援助職のプロフェッショナルの姿はどうあるべきか、日々追求をしています。
法人理念「最高に価値あるものをすべての人に~地域に信頼される施設を目指して~」を一緒に体現できる人を聖風会の「プロフェッショナル」だと考えています。特に「ご利用者の人権を最大限に尊重」するということに取り組めるかだと思っています。入職すると介護技術だけではなく、研修を通して人権意識を丁寧に学んでいきます。そういった学びを通して、日本、そして世界の高齢者福祉をリードしていく「プロフェッショナル」となるのです。
令和5年度も12名の新卒職員を迎え、4月1日の入社式が終了した午後より、法人新任研修プログラムが始まりました。
昨年度中に「キャリア採用」として入職した25名の職員も「オンライン型」で参加し、10日迄の約1週間、聖風会が考える高齢者福祉の「プロフェッショナル」としての知識や技術を学びます。
新任職員が主体的に参加する体験型研修 「ワークショップ研修」を通じて、
①聖風会の基本理念
②対人援助の専門職とは
③社会人としての基本的態度
について、2日間学んでいきます。
この研修で学び得た知識や技術、経験は多職種協働で提供される「介護」の現場で活かされることでしょう。また、同期の仲間意識を醸成し、横の「繋がり」を「絆」へと変化させます。
4日目からは基礎介護研修です。
・排せつ(講義、実技)
・食事(講義、演習)
・口腔ケア(講義、演習)
・認知症ケア
・トータルケア(記録の書き方など)
・移乗、移動、腰痛予防
・虐待防止、身体拘束
・医療一般(高齢者のなりやすい疾患、対応方法、感染症など)
・リスクマネジメント
・サービスマナー
・IT
・防災
・情報セキュリティ
等々、多岐にわたります。
聖風会は、福祉系学校の出身者だけではなく、福祉系学校を卒業していない方、未経験の方の受け入れも行っています。入社から7日間は先輩職員や外部講師を招き、みっちりと新社会人としての心構えや法人理念、「プロフェッショナル」の仕事の姿勢について研修を行っています。新人職員が一堂に会すので、同期同士で切磋琢磨しながら、士気を高め合っています。
続きの記事として、実際に聖風会の人材育成プログラムを受け、「プロフェッショナル」として実際に働く職員の姿を紹介していきます。