2024.08.05
2022年育児・介護休業法の改正により、育休が取得しやすくなったり、女性だけに限らず男性も育休取得がしやすくなりました。
今回は、聖風会で育休を取得された男性職員、島崎さん、内田さんのお二方に集まってもらいました。全5回にわたり、男性の育休取得についてご経験などを語っていただきます。
第5回目は、ここまで話を聞いてきました3人の上司の方々にインタビューをしました!
第4回目はこちら。
花畑あすか苑では前例が2つあったので「お願しやすい雰囲気や風土」があるなと感じました。
休暇期間中人員が1人減ってしまうのでシフトは厳しくなりましたが、普段からの島崎職員の働く姿勢がとても良いので他の職員も好意的な雰囲気で送り出し、そして戻ってきた時には迎えていたのではないかと思います。
期間としては2カ月弱だと思いますが、その間はリーダー業務をみんなで分担しました。往診リストは一般職員に、週間予定表は協力ユニットのリーダーに、週間ケアチェックまとめと議事録の確認は係長が担当しました。
また、課題や困りごとは、課長はじめ係長や協力ユニットリーダーへ随時上げるように伝えていたので、送り出す前後で混乱が生じることなくできたのではないかと思います。
素直に、取得するべきだと思いました。自分自身の時もそうでしたが、子どもが産まれる際は様々な不安もあり、会社でサポートをするということがとても助けになると思ったからです。
内田職員は真面目な性格なので「職場に迷惑がかかるから、本当は短期間で職場に復帰をしたい」と口にしていましたが、日々真面目に業務にあたっているので、仕事のことは気にせずに取得するべきだと思いました。
もう一つは、自分自身育休についてあまり詳しく知らなかったため、勉強する機会になりました。
内田職員と同じフロアの職員が理解があり、協力体制を組むのに工夫はいらなかったです。フロア全体が何かあった時は「お互い様」という意識で協力し合っているので、今回の育休取得中も居住担当の仕事等、他の職員が自発的に代わりに行っていました。
そういった風土もあり内田職員自身も職場に復帰してからさらにモチベーション高く持って業務にあたれていると思います。
お二人、本日はありがとうございました。
2022年4月より育児・介護休業法が変わりました。
特筆すべきは、今回新たに「産後パパ育休(出生時育児休業)」制度が創設され、産後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて取得できるようになりました。
またこれまでは、原則1回しか取得できなかった育児休業が2回まで分割で取得できるようになっています。
詳細は厚生労働省の「育児・介護休業法改正 のポイント」などをご覧ください。
全5回にわたってお送りしてきました、「聖風会男性の育児休暇」いかがでしたでしょうか?
聖風会は子育てをしながら働く職員を応援しています。
育休を取得するか悩んでいたり、どういう制度かわからないことがある場合は育休を取得している先輩職員や総務課にたずねてみてください。