2023.07.10
法人ホームページリニューアルと共に聖風会のファンになって頂ける方々がより増えることを願い、高齢者福祉の専門性の高い情報発信コンテンツという事で立ち上げた「聖風会の“いま”を伝えるWEBメディア『クローバースマイル』」ですが、この2年の間、週1回の更新で、色々な記事を掲載してきました。今では連載も増え、週1回では追いつかなくなりつつある状況です。ホームページ内の閲覧数も常に上位にあがってきています。
そこで今回は今まで掲載した記事の中から閲覧数TOP3を紹介したいと思います。
「Do!簿」の名称を決めたエピソード
当法人では新人育成プログラムに新人研修簿を活用していますが、この研修簿の正式な名前は『Do!簿』といいます。
ここで使っている『Do』の意味ですが、don’t~やDo~?のような否定、疑問の意味は一切ありません。また、単純に『~をする』というだけの意味でもありません。ずばり『動作を強調する』ための『Do』で、遊び心も少し含ませました。
例えば、understand(理解する)にDoを付けると、Do understand(ちゃんと理解する)になるように、動作が協調されるイメージで、更に『!(感嘆符)』をふたつ付けることで動作の強調を倍増させました(笑)。日本語にすると『ちゃんと〇〇をやるぞ!』の感じです。(〇〇には、取り組む課題が入ります)
4月に配布される真新しい研修簿は、翌年3月にはどの新人職員のものもボロボロな状態になっています。1年間、ちゃんと研修に取り組んだ証がしっかりと刻み込まれています。(業務執行理事 伊藤 俊浩)
職員定着のサイクルを築く計画的な新人教育体系~「Do!簿」~
ひとりの利用者とひとりの事務職との関りから始まった「チューリップ畑をつくろう」の取組。今では多くの職員、そして、ボランティアの方々に引き継がれ、花壇は色とりどり草花で彩られています。足立新生苑が建つ、「花畑」の名の通り、施設の中も外も季節の花を楽しむことが出来る空間になっています。
この取り組みの記事を見て、「ここで働きたいと思った」と入職した職員もいます。
今まで独立していた委員会(排泄、入浴、食事など)を統合し、しっかりと縦と横を繋げるために、多職種でトータルにケアを検討し、学びを深め、思いを共有し、質の向上を目指して2019年に発足して4年目に突入。
委員会では、見守り機器の勉強、困難事例の検討、ケアにおける課題整理、年間研修計画の立案等多岐にわたっています。研修内容も、メンバーから意見をもらい担当者が構成して講師を務めています。人に教えることで、講師も勉強してステップアップしています。
また、委員会では卓上の議論にとどまらず、現場に足を運び、福祉用具を体験し選定、高カロリー食や新しい食形態を試食し検討と、体験からの学びも重要としています。 楽しみながら前に進む「ケア検討委員会」毎月奮闘中!
【生活サービス委員会】今を大切にできるケアを目指す ~花畑あすか苑~
各特養の課長職(生活相談員)で組織された法人横断委員会の一つである「生活サービス委員会」の記事が上位を占める結果となりました。また、聖風会の特色であり、強みでもある人材育成について、その大きな役割を持つ「Do簿」の記事も根強い人気です。