2024.04.22
2022年育児・介護休業法の改正により、育休が取得しやすくなったり、女性だけに限らず男性も育休取得がしやすくなりました。
今回は、聖風会で育休を取得された男性職員、島崎さん、内田さんのお二方に集まってもらいました。全5回にわたり、男性の育休取得についてご経験などを語っていただきます。
第2回目は、育休中の不安や周囲の職員の反応についてお話を伺っていきます。
第1回目はこちら。
〇島崎 一基職員
・花畑あすか苑 生活サービス課 ユニットリーダー
・育休取得期間:2020年3月~4月 2か月間
〇内田 勇佑職員
・ゆうあいの郷 扇 生活サービス課
・2023年7月~8月 1か月間
内田 「特に金銭面が特に不安でしたね。働いていない期間は収入が減るし、給付金なんかもいつ、どのように入ってくるかもわかりませんでした。しくみとかもよくわかっていなかったので。」
内田 「私は、扇に異動してきて3ヵ月しか経っていなかったので、迷惑がかかるのではないかと気が引けていたんです。他の職員さんの負担が増えるんだろうなと心が痛んで…。でも施設長と課長に相談して、むしろ取って支えてあげてねって声掛けをしてもらえて。職員の皆さんも『奥さんを支えてあげてください』『産まれたら見せてくださいね』とか『大変だと思うけどがんばって』と、本当に温かい言葉をかけていただきました。最初はなんとなく話しづらかったんですけど、『もっと取っちゃいなよ~』なんて言ってくれて、安心しました。」
島崎 「はい。取得した時点でリーダーという立場もあったので、2ヵ月不在の間、うまく機能してくれるか不安でした。施設長からは『思うようにしてかまわない』と助言いただいたのですが、できるだけ早く帰ってこようという思いはありました。そんな中、協力ユニットのリーダーがしっかりサポートしてくれて、うちのメンバーの面倒も見てくれたんです。さらに、まだアルバイトで来ていた内田くんがみんなを気持ちの面で引っ張ってくれたみたいで。帰ってきたらみんな頼もしくなったなと感じました。」
内田 「えっ、私がですか。記憶にはないんですけど、みんなで頑張っていかなきゃいけないと思っていました。」
島崎 「すごく真面目に一生懸命、働いてくれていたと風の噂で聞きました。」
島崎 「『おかえりなさい』と温かく迎えてくれたので嬉しかったですよ。」
内田 「復帰してから皆さんが『おかえりなさい』『おめでとうございます』と声をかけてくれた時はとても嬉しかったです。復帰しやすい環境で迎えてくれたことに感謝です。」